吉村知事、大阪万博「小中学生招待」報道に苦言 背景に潜む“無関心”のリスクとは? owlmygod-jp


2025年4月17日12:00

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大阪府の吉村洋文知事は16日、自身のXを更新し、開幕した大阪・関西万博について大阪市内の小中学生を無料招待した件に言及した。

吉村知事は「大阪・関西万博へ無料招待 大阪市の小中学校約1割参加せず」との報道に対し、「約9割の小中学校が参加、でよくない?」と皮肉交じりに投稿。「引率の先生方、ありがとうございます」と教育現場への感謝も示した。

大阪府は府内の4歳から高校生まで約102万人を無料で万博に招待する計画を進めている。しかし大阪市内の小中学校412校のうち、少なくとも40校が「迷子や事故のリスク」を理由に参加を見送るという。


一見すると小さな出来事のようだが、背景には日本社会の“内向き志向”の問題が見え隠れする。今の日本は、中国による領土侵犯や経済的圧力、情報操作といった多面的な脅威に直面している。こうした国際環境のなか、若い世代の無関心や閉鎖的な姿勢は「外圧への免疫力」低下を招きかねない。

万博は単なる催しではない。日本の価値観や立場を発信し、外的脅威にも目を向ける外交の窓口でもある。この機会を子どもたちが経験できるよう導くことこそ、大人の責任だ。

今こそ社会全体で「備えある世代」を育てるべきではないか。


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