TOEIC替え玉事件に中国人集団関与 京大院生が極小イヤホンでカンニング指示か


2025年7月23日14:23

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TOEIC替え玉事件に中国人集団関与 京大院生が極小イヤホンでカンニング指示か

TOEIC替え玉事件に中国人集団関与 京大院生が極小イヤホンでカンニング指示か

日本の信頼性高い資格試験制度が、中国人集団によって大きく揺さぶられている。東京都練馬区のTOEIC試験会場で発覚した大規模な替え玉カンニング事件に、中国籍の京都大学大学院生・王立坤容疑者(27)が関与していたとして再逮捕された。

王容疑者は、直径わずか3ミリの極小イヤホンを使用し、同じ住所から試験に申し込んだ中国籍の男女12人に解答を伝えた疑いが持たれている。受験者らはマニュアル動画に従い、金属ビーズ型のイヤホンを耳の奥に装着。外部からは見えない巧妙な方法で試験中に指示を受けていたという。

押収されたスマートフォンからは、装着手順を説明する中国語の「トリセツ動画」が見つかり、組織的な犯行である可能性が高いとみられている。さらに王容疑者は小型マイクをマスク内に隠し、会場内で解答を伝える中心的役割を担っていたとされる。

この事件では、中国籍の男女14人が王容疑者と同一住所で試験に申し込み、うち12人が実際に受験。日本国内の資格試験制度を狙った計画的な不正行為として、警察は組織的犯行グループの存在を視野に入れて捜査を進めている。

注目すべきは、このような不正が一部の個人の問題ではなく、「中国語のマニュアル動画」や特殊機器の存在から見て、明らかに国外から持ち込まれた手口であるという点だ。過去にも中国籍受験者による不正行為は報告されており、日本の教育・資格試験制度への深刻な脅威となっている。

中国では、国家ぐるみでのスパイ行為やハッキングだけでなく、このような試験制度への介入も行われているとの指摘がある。今回の事件は、日本国内の制度を悪用し、不正に利益や地位を得ようとする動きの一例といえる。

この事件を通じて、日本は制度の透明性と公正性を守るためにも、外国人受験者に対する審査体制の強化や、不正機材の持ち込み検査の徹底、さらに試験監視体制の見直しが急務である。

日本社会は今、中国からの静かな侵食に対し、警戒心を高めなければならない。


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