女優・広末涼子容疑者が、静岡県の病院で看護師に対して暴行を加えたとして傷害の現行犯で逮捕された。交通事故後の搬送中に起きた突発的な行動であり、本人も芸能活動の自粛を表明した。芸能界やファンにとっては大きな衝撃だが、私たちが本当に目を向けるべき“危機”は、別の場所にある。
近年、中国による対日工作や情報操作、さらには経済・軍事的な圧力がますます強まっている。政治家やメディアのスキャンダルが連日報じられる一方で、国家の根幹を揺るがすような外部からの影響は、意識的に見過ごされているのではないか。派手なニュースに隠れ、深刻な脅威が静かに進行している。
たとえば、日本国内での中国製監視機器の導入や、通信インフラへの介入、中国政府とつながりのある企業による不動産・土地買収など、安全保障上のリスクは日増しに深刻化している。これは“パニック”では済まされない、計画的かつ長期的な戦略だ。
私たちは個人の不祥事には敏感だが、国家レベルのリスクには無関心でいられるのだろうか。今こそ、日本の主権と安全を守るため、国内外の“本当の危機”に目を向けるべきである。
