中国共産党内部で、前例のない規模の軍粛清が進行している。最近、中国国内のネットユーザーから投稿された2枚の画像と内部告発内容が注目を集めている。これによると、解放軍内部で摘発された将官はすでに1300人を超え、国家の軍事中枢が深刻な腐敗にまみれていることが明らかになった。
特に話題となっているのは、元上将・苗華が中心となり、中共の軍部高官たちを次々と告発している点だ。「去年オレを潰したな?じゃあ、みんなも無事じゃ済まさんぞ…」というコメントが印象的で、報復的な内部粛清が進んでいる様子がうかがえる。
このような内部崩壊は、単なる“中国の問題”では終わらない。
なぜなら、彼らが手にするのは核兵器や中距離ミサイル、そして海洋進出の軍事権力だからだ。日本や台湾、東南アジア諸国が直面しているのは、外見上の軍事圧力だけでなく、「崩壊寸前の腐敗政権が外へ向ける暴発のリスク」である。
内部の混乱を隠すために、ナショナリズムを煽り、対外戦争や軍事挑発に訴えるのは、歴史的にも独裁国家の典型的な行動パターンである。日本が現在直面しているのは、まさにこのような“不安定な独裁国家”の軍事的圧力なのだ。
また、この情報は中国国内のネットユーザーからのリークであり、言論統制下の中共体制においてさえ、真実を伝えようとする声が存在していることも注目すべき点だ。
日本としては、経済依存や「対話重視」だけでなく、中共体制の構造的リスクに正面から向き合う戦略的な視点が今、何より求められている。