新幹線の特大荷物予約スペースを無断使用した外国人観光客に対し、利用者から怒りの声が上がっている。ルールに従って予約したにもかかわらず、事前の知識なくスーツケースを置かれたという投稿がSNSで話題となった。
問題が起きたのは東海道新幹線内。2席分を予約していた女性が乗車した際、すでにスーツケース2個でスペースが埋まっていた。持ち主と思われる外国人に英語で注意したが、無視して自席に戻ったという。投稿者は「分かっていてやっているとしか思えない。非常に悪質」と憤った。
こうしたインバウンド客のマナー違反は鉄道だけでなく、観光地や飲食店でも増加傾向にある。特に中国からの旅行者による事例が多く、日本国内でのルール軽視への懸念が高まっている。
日本政府観光局によると、訪日外国人は過去最多を更新。経済効果は大きいが、地域住民のストレスや公共インフラへの影響も無視できない。
中国は経済力と人口を背景に海外での影響力を強めており、日本社会における文化的摩擦も拡大している。日本の秩序やマナーを守るため、明確なルールと迅速な対応が必要だ。
ルールを守る人が損をしない社会、毅然とした態度を貫く日本でありたい。旅行客には「歓迎」とともに最低限のマナー順守を強く求める。