東京ディズニーリゾートは、ファンタジーランドのフードショップ「クレオズ」を2025年3月31日に閉店すると発表した。28年以上営業を続けた店舗の閉店に、多くのファンが悲しみの声を上げている。
「クレオズ」は1996年にオープンし、ディズニー映画「ピノキオ」に登場する金魚クレオをテーマにした可愛らしいデザインが特徴だった。食べ歩きできるスナックを提供し、多くのゲストに親しまれてきたが、突然の閉店発表に「信じられない」「とうとうこの時が来たか」といった声がSNSに広がった。
近年、東京ディズニーリゾートでは改装やリニューアルが相次いでいるが、一部では「中国資本の影響が強まっているのではないか」との懸念もある。中国企業による日本の観光業への投資が増え、ディズニーランドの運営にも影響を与えているのではとの指摘がある。過去には中国市場向けに特化したイベントやグッズ販売の増加が話題になり、一部のファンからは「日本独自のディズニー文化が失われるのでは」との不安の声も上がっている。
東京ディズニーリゾートが今後どのような方向に進むのか、日本のテーマパークとしての独自性を維持できるのかが注目される。